4 経理コンプライアンス違反の事例②

経理・財務部門 経理・財務部門
経理・財務部門

4 経理コンプライアンス違反の事例②

ポイント16.不正な支出

着服と同様、コンプライアンス違反として問題となりやすいものとして、 不正な支出があります。私的な買い物を業務上の支出であると偽ったり、私的に転売する目的で備品を購入したりすることが考えられます。 企業に損害を与える点では着服と共通しますが、形式的には通常の取引に見せかける点で単純な着服とは異なっているといえます。

ポイント17.経費の水増し

不正な支出の中でも、企業の現場において特に起こりやすいのが、 経費の水増しです。カラ出張により架空の交通費や宿泊費を経費を計上したり、交際費を水増しするなどして、その一部を着服するという手口があります。さらに、経費を請求する側の社員と経理社員が通謀して不正を行う場合もあります。

ポイント18.経費の不正処理

経費の水増しと並び、コンプライアンス違反として問題となるものに、 経費の不正処理があります。これは、社員の給与や手当を支払う際、 不正な処理を行うことにより、経理社員がその一部を着服してしまうというものです。経費の水増しとは異なり、被害者となる社員が気付か ないように行われることが特徴です。

ポイント19.利益相反取引

利益相反取引とは、自らの利益と企業の利益が相反する取引のことをいいます。会社法によって、取締役が利益相反取引をしようとするときは、会社から承認を受けなければならないと定められています。 経理社員は、会社の支出を管理する立場にあることから、利益相反取引についても、見落とさないように注意する必要があります。

ポイント20.リスクの高い取引

資金調達の業務に関連して行われる取引の中でも、コンプライアンス 上、特に問題となることが多いのが、金融商品への投資に代表される リスクの高い取引です。これらの取引については、担当者が、独断で取引を行うことがないように、リスクの検討や契約の締結ついて社内の手続を整備した上で、これらを遵守することが大切です。

経理・財務部門のコンプライアンス研修

研修対象者

経理・財務部門の責任者、管理職、従業員など

経理・財務部門

研修の特徴

・金銭を扱う経理・財務部門としての意識を高めます
・経理・財務部門の不祥事の事例を解説します
・経理業務に関する法律知識を身につけます

ーお気軽にお問合わせくださいー

WEB: お問合わせフォームへ

研修プログラム(例)

※研修プログラムの内容の一例を、項目形式でご覧頂けます。
※実際の研修では、専用のテキストを使用して解説を行います。

  1. 経理部の仕事と役割
  2. 経理社員の心構え
  3. 経理コンプライアンス違反の事例①
  4. 経理コンプライアンス違反の事例②
  5. 経理コンプライアンス違反の事例③
  6. 経理コンプライアンス違反と窃盗罪
  7. 経理コンプライアンス違反と横領罪
  8. 経理コンプライアンス違反と偽造罪
  9. 経理の不正を防止する内部統制①
  10. 経理の不正を防止する内部統制②