5 経理コンプライアンス違反の事例③

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5 経理コンプライアンス違反の事例③

ポイント21.不適切な債務保証

債務保証は、金額が巨額になることも多く、企業の財務にとって大きな リスクとなります。経営者やその親族、関係会社等への不適切な債務保証が問題となることが多くなっていますが、規模の大きい企業が、 案件を受注するため、信用力の弱い取引先について債務保証を行う場合などもあり、慎重な判断が求められます。

ポイント22.取引書類の偽造

契約書、見積書、発注書、請求書などの取引書類は、経理業務において基本となる資料ですが、これらが偽造の対象とされる場合もあり ます。偽造を行う理由には、社内の決済手続の回避やミスの隠ぺいのほか、より重大な不正の手段にするという悪質な場合もあるため、 取引書類の偽造を見過ごさないようにする必要があります。

ポイント23.手形を利用した不正

手形は、多額の経済的価値を有する反面、作成が容易なことから、 様々な不正行為に利用されやすく、コンプライアンス上、注意しなければなりません。取引で手形を使用する場合には、手形用紙と印鑑を厳重に保管するとともに、手形の発行業務は複数の社員が分担して行うなど、不正を防止する体制を整えることが必要です。

ポイント24.小切手を利用した不正

手形同様、不正行為に利用されやすいものに、小切手があります。 小切手は、一定の金額の支払いを目的とする有価証券であるという点で手形と共通しますが、支払人が銀行に限られており、専ら支払いの手段として利用される点が異なります。小切手についても、小切手用紙と印鑑の保管や、発行業務の分担などの体制が必要です。

ポイント25.有価証券の偽造と変造

手形・小切手などの有価証券については、特に、偽造と変造に注意が必要です。偽造とは、作成権限を有しない者が、他人の氏名を無断で使用して有価証券を作成することをいいます。また、変造とは、権限を有しない者が、有価証券の記載事項に変更を加えることをいいます。 偽造と変造は、ともに刑事上の犯罪として処罰されます。

経理・財務部門のコンプライアンス研修

研修対象者

経理・財務部門の責任者、管理職、従業員など

経理・財務部門

研修の特徴

・金銭を扱う経理・財務部門としての意識を高めます
・経理・財務部門の不祥事の事例を解説します
・経理業務に関する法律知識を身につけます

ーお気軽にお問合わせくださいー

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研修プログラム(例)

※研修プログラムの内容の一例を、項目形式でご覧頂けます。
※実際の研修では、専用のテキストを使用して解説を行います。

  1. 経理部の仕事と役割
  2. 経理社員の心構え
  3. 経理コンプライアンス違反の事例①
  4. 経理コンプライアンス違反の事例②
  5. 経理コンプライアンス違反の事例③
  6. 経理コンプライアンス違反と窃盗罪
  7. 経理コンプライアンス違反と横領罪
  8. 経理コンプライアンス違反と偽造罪
  9. 経理の不正を防止する内部統制①
  10. 経理の不正を防止する内部統制②