コンプライアンスとCSR

コンプライアンスとは

コンプライアンスとCSR

企業の経営において、コンプライアンスとともに 使われる言葉の一つに、CSRがあります。「CSR」は、Corporate Social Responsibilityの頭文字をとったもので、 一般的には、「企業の社会的責任」と訳されます。CSRは様々な意味に用いられ、その具体的な内容は国や時代により異なりますが、大きくは、企業が、経済活動に加えて、社会や環境に対しても責任を果たしていくことを指します。

法令の遵守は、企業が社会や環境に対して責任を果たしていく上で基本となるものです。また、コンプライアンスにおいて遵守すべき対象には、社会一般の規範やルール等も含まれると考えると、コンプライアンスとCSRは、重なり合うものであるといえます。一方、コンプライアンスでは、法的な観点からの議論が中心となるのに対し、CSRでは、より倫理的な観点が強調されるという違いもあります。また、法令等遵守は企業として当然のことであり、CSRは、より積極的な社会貢献活動のみを指すとする見解もあります。

←コンプライアンスとは