監査役向け個人情報保護法研修

ポイント１．監査と個人情報保護法

監査役は、会社の法令等遵守体制や情報管理体制について監査を行うことが求められます。個人情報保護法との関係では、会社の体制が個人情報保護法の遵守にとって十分なものとなっているか、また、個人情報の漏えい等により会社に損害が生じるリスクに対応するものとなっているかどうかという観点から、チェックを行う必要があります。

ポイント２．個人情報の漏えい等と監査役の責任

重大な個人情報の漏えい等が発生した場合、会社や役員の責任が問題となる場合があります。特に、個人情報の漏えい等が原因で会社に生じた損害について、役員に損害賠償を求める株主代表訴訟が起こされるケースもあります。監査役は個人情報の漏えい等による法的責任について十分に理解しておく必要があります。

ポイント３．海外個人情報保護法

近年、コンプライアンスにおいて重要性を増しているのが、海外個人情報保護法です。監査役は、海外子会社の監査などの関係で、海外個人情報保護法の知識が求められる場合もあることから、自社のビジネスに適用される海外個人情報保護法のルールについて理解を深めておくことが重要です。

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