金属・化学業界向け取適法(中小受託法・旧下請法)コンプライアンス研修

金属・化学業界

金属・化学業界向け取適法(中小受託法・旧下請法)コンプライアンス研修

研修の目的

金属・化学業界は、取適法の対象となる取引が多いことや、原材料価格の高騰の影響を受けやすいことなどから、取適法上の問題が生じやすいといえます。特に、型の無償保管と代金の減額、買いたたきなどの違反類型に注意が必要です。

金属・化学業界向け取適法コンプライアンス研修では、このような金属・化学業界の特徴を踏まえた上で、金属・化学業界の企業に必要となる取適法の知識をわかりやすく解説致します。

対象となる企業・団体

金属・化学業界の役員、管理職、従業員など

金属・化学業界向け取適法(中小受託法・旧下請法)コンプライアンスのポイント

ポイント1 金属・化学業界と取適法

金属・化学業界では、仕様を指定した原材料の購入、完成品や試作品の製造委託、加工の委託など、取適法の対象となる取引が多い業界です。また、原材料価格の高騰の影響を受けやすく、構造的に中小受託事業者がしわ寄せを受けやすいため、取適法上の問題が生じやすいことも特徴であるといえます。

ポイント2 型の無償保管と代金の減額

金属・化学業界において起こりやすい取適法違反の類型が、完成品や試作品の製造を中小受託事業者に委託している場合に、金型や治具の保管を無償で行わせることです。また、仕入割引や手数料などの名目で下請代金を減額することも、問題となりやすい類型であるといえます。

ポイント3 買いたたき

金属・化学業界では、原材料価格の高騰の影響を受けやすく、立場が弱い中小受託事業者に対する買いたたきの問題が起こりやすくなっています。さらに、取適法では、協議や説明を行わないなど、一方的に代金を決定して、中小受託事業者の利益を不当に害する行為も禁止されています。

お問合わせ

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