コンプライアンスの沿革

コンプライアンスとは

コンプライアンスの沿革

企業の不祥事の防止は古くからの課題でしたが、コンプラインスという言葉が広く使われるようになったのは2000年代に入る頃からです。その背景には、1990年代から大企業の不祥事が相次いで発覚するとともに、これに対する社会的批判が高まったことがあります。

このような流れを受けて、法整備も進められました。2004年6月に制定された公益通報者保護法では、公益通報者の保護を図ることを目的に事業者や行政機関がとるべき措置が定められました。また、2005年6月に制定された会社法は内部統制体制の整備を義務付けており、同年6月に制定された金融商品取引法では内部統制報告書の作成や公認会計士による監査を義務付けています。このように、企業による不祥事の続発、これに対する社会的批判の高まり、法整備の進展などにより、コンプライアンスの重要性が高まることになりました。

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