コンプライアンス体制構築コンサルティング 定義・意味、整備・強化の重要性、体制図

コンプライアンス体制

コンプライアンス体制構築コンサルティング

コンプライアンス体制の定義・意味

コンプライアンス体制(態勢)とは、法令等遵守体制と呼ばれることもあり、企業や組織が法令・社内規程・社会的規範等を遵守するための体制のことをいいます。法律上の根拠としては、会社法において、取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制等の整備を義務付けられています。また、金融庁が公表している「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」では、内部統制の目的の1つとして、事業活動に関わる法令等の遵守があげられています。

コンプライアンス体制の整備・強化の重要性

企業によるコンプライアンス違反や不祥事は、行政上や刑事上の制裁、民事上の損害賠償を招くおそれがあるだけでなく、近年では、インターネット・SNSを通じて急速に情報が拡散されたり、大きな批判を受けることも多くなっています。これらのコンプライアンス違反や不祥事を防止するために、法令等遵守・コンプライアンス体制を構築することは、業種・規模を問わず企業にとって重要な課題であるといえます。

法令等遵守・コンプライアンス体制の構築にあたっては、会社法、労働法、独占禁止法・下請法、知的財産法、個人情報保護法等の法令を十分に理解し、それらを遵守する必要があります。また、定款や就業規則をはじめ、組織、人事、経理、文書管理や情報セキュリティなどに関する各種の社内規程を整備し、さらに社会的規範や一般常識等にも違反しないようにすることも重要です。

コンプライアンス体制図

コンプライアンス体制の構築においては、コンプライアンス体制図というツールを活用することが一般的です。コンプライアンス体制図には、株主総会、取締役会、監査役等の会社法上の機関や、コンプライアンス委員会、コンプライアンス責任者や担当者などを記載し、それぞれの責任や役割を分かりやすく整理するとよいでしょう。

アクティブ・コンサルティングでは、外部の専門家の立場から、法令等遵守・コンプライアンス体制の構築を支援するためのコンサルティングを提供致します。

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