メーカー・製造業界のコンプライアンス研修
研修の目的
メーカー・製造業の企業にとって、最大の使命は、お客様が安心して使用できる質の高い製品を生産することです。そのため には、設備やマニュアルを整えるだけでなく、従業員一人一人の意識を高めることが必要です。さらに、知的財産の保護、契約や人事労務をめぐる紛争の予防も、製造業の企業に共通の課題といえます。
当事務所のコンプライアンス研修では、このような業界の特性も踏まえながら、製造業界の企業に必要となる法律知識を分かりやすく解説するカリキュラムをご提供していきたいと考えております。
研修対象者
メーカー、製造業の経営者、役員、管理職、従業員など
研修のポイント
ポイント1.製品事故の防止
製造業の企業が、最も注意しなければならないコンプライアンス上の問題が、製品事故の発生です。関連法令を遵守し、設計や製造などの段階における事故防止の取り組みを徹底するだけでなく、万が一、事故が発生してしまった場合の企業の責任について、民法や製造物責任法(PL法)等の法律の内容を理解しておくことが大切です。
ポイント2.知的財産の保護
製造業の企業にとって、知的財産の保護は、極めて重要な課題となります。知的財産については、模倣品など第三者による自社の権利の侵害だけではなく、以前、取引関係にあった企業との間でトラブルが起こったり、自社が誤って他社の権利を侵害するリスクもあることから、コンプライアンス上、特に注意する必要があります。
ポイント3.業務に伴う紛争の予防
製造業では、原材料の調達、機械設備の購入、製品の出荷などで、多くの相手と取引を行うため、契約トラブルに注意が必要となります。下請法の遵守の観点からも、取引書類の整備を行うことが大切です。また、企業と従業員の間で、労働時間や残業代等をめぐるトラブルが起こらないように、労働法の遵守も徹底しなければなりません。
お問合わせ
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